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セル生産方式

セル生産方式とは?

包装資材やクリーンルーム用品、静電気対策品で使う専門用語

セル生産方式について用語解説

パイプの作業台や棚や運搬台車は、自由設計で簡単に組み立てて製作ができます。

セル生産方式

セル生産方式とは、1人の作業者で1つの製品を組み立てる生産方式です。

工場の生産現場で製品がベルトコンベアで流れているのは、ライン生産方式と呼ばれています。
コンベアの脇に各部品担当者が並んで作業を行い、製品が上流から下流まで流れる間に完成します。
この方式は川の流れと同じで、途中で作業が中断してしまうと全体がストップします。

一方セル生産方式では、セル生産作業台を使って一人で一台の製品を組み立てるため、少量多品種の生産にも対応できます。

シロキサン

シロキサンとは?

包装資材やクリーンルーム用品、静電気対策品で使う専門用語

シロキサンについて用語解説

シロキサン

シロキサンとは、ケイ素(Si)酸素(O)水素(H)の化合物で且つSi-0-Siを含むポリマーを指します。
撥水性、潤滑性、電気絶縁性を併せ持つ成分で、ファンデーションのような化粧品やシャンプー・リンスなど にも含まれています。
粘着物の接着が困難なシリコーンも、このシロキサン結合がベースになっています。

一度シロキサンが付着すると、印刷するときにインクを弾いたり、電気の導通不良を起こすため、高品質な工場では嫌われています。
また、シリコーンを含むゴムローラーなどを使用すると、シロキサン(シロキ酸)が転写されて残留します。

樹脂コア

樹脂コアとは?

包装資材やクリーンルーム用品、静電気対策品で使う専門用語

樹脂コアについて用語解説

樹脂コア

樹脂コアとは「樹脂製コア」の略語であり、プラスチック製の中芯を指します。

清浄度の高いクリーンルームでは、空気中に浮遊することができる小さな塵や埃などの粒子の個数は、クリーンレベルによって決められています。
したがって、一般のガムテープのように紙製の巻き芯(紙管)を使った製品は、紙粉を発生するため持ち込みができません。
発塵がないプラスチックの中芯(樹脂コア)を使用した製品が必要になります。

セキュリティシール・ラベル

セキュリティシール・ラベルとは?

包装資材やクリーンルーム用品、静電気対策品で使う専門用語

セキュリティシール・ラベルについて用語解説

封筒や段ボールに貼ったシールラベルを剥がすとVOID(無効)の文字が出ます。

セキュリティシール・ラベルと

セキュリティラベルシールとは、箱や包みを開けようとしてシールを剥がすと「開封済」文字が現れるラベルです。
一般的に開封検知ラベルは、梱包や封筒などの開封口に封印の様に貼って使います。

開封確認のために貼ってある検知ラベルは、一見普通のラベルシールと同じように貼られていますが、一度剥がしてしまうと「開封済」などの文字がラベル一面に現れてしまい、再利用ができなくなります。
シールをはがすとき、被着体の貼った面に開封済など「文字が移るタイプ」と「移らないタイプ」があります。

セロハンフィルム

セロハンフィルムとは?

包装資材やクリーンルーム用品、静電気対策品で使う専門用語

セロハンフィルムについて用語解説

セロハンフィルムとは

セロハンフィルムとは、セロハンテープなどでおなじみの、パルプを主原料にした透明なフィルムです。

見た目が透明なので石油製品のように思われがちですが、実は紙と同じく植物繊維のパルプでできており、その天然繊維に化学薬品を加えて液化させて製造します。
セロハンフィルムは簡単に手で切ることができ、紙と同様に燃えやすく有害ガスが発生しませんが、水に弱いのが弱点です。